フリークライミングin小川山

10月3日、4日にかけて、私の所属しているフリークライミングインストラクター協会主催、株式会社キャラバン協賛のもと、アウトドア講習会「フリークライミングin小川山」が行われました。


3日、信濃川上駅でインストラクター、参加者のみなさまが集合し、小川山・廻り目平へ向かいました。

今回の参加者の方々は、クラッククライミングを取り組んでみたいという方が多かったので、初日は妹岩へ向かいました。週末の妹岩、マラ岩は混んでいることが多いですが、この日は空いていました。

参加者の方は、まずテーピングの巻き方を、ジャミングの仕方を教わりました。そして早速龍の子太郎(5.9)を登りました。

二本目はカサブランカ(5.10a)。

やはりなかなかジャミングのコツを掴むことが難しく、テーピングが破れ傷だらけになり、フットジャムも痛くてたまらなかったようです。早くフットジャムを掴めると、楽に登れるようになると思います。

フェイスクライミングも行いました。川上小唄(5.8)や、レギュラー(5.10c)にも挑戦してもらいました。


夜はインストラクター陣によるスライドショーを行いました。

私は7月に行ったアメリカツアーをお話させていただきました。富永さんがインディアン・クリーク、長門さんはパキスタンのK7でした。


4日、まずは兄岩へ。

フィンガージャムの好ルート、マガジン(5.10a)を登るころには、ジャミングを効かせて登れていたようで、明らかに上達したように感じました。

兄岩で幾つかルートを登った後、父岩へ。

父岩といえば「小川山ストーリー(5.9)」。このルートは私がまだクライミング始めたころにトライした以来、なので9年ぶりくらいか?クライミング自体は登りやすいと思いますが、リードするとなるとそこそこボルトが遠いので、緊張感のあるクライミングが出来ると思います。



参加者のみなさんはモチベーションが高く、次から次へと登っていた姿が印象的でした。こんなに登って次の日大丈夫なのかなあと思ったくらいです。二日間とも、素晴らしい好天のなか、和気あいあいと楽しい講習会でした。

また、大先輩の保科さんをはじめ、長門さんや富永さんと一緒に過ごしたことで、インストラクターとしてさまざまなことを学ぶことが出来たと思います。

私の今後の課題が出て来て、というより再確認かな?課題はたくさんありますが、一つ一つ良くしていきたいと思います。

素晴らしい講習会でした。またこのようなイベントに参加したいと思います。

参加者のみなさん、、キャラバンのみなさん、インストラクターのみなさん、本当にありがとうございました!